いよいよ約束の時間
その日あたし達
親友と男友達は学校をさぼっていた
校門の前で待っていた

部活が終わった人がちらほら
玄関からでてきた

まだかなー…きてくれるかなー…
そんなことを思って涙がでてきた

あたしは携帯を持っていなかった

友達が智也と連絡をとってくれていた
電話がかかってきた
どうやら近くに来てくれたらしい

飛び跳ねるほどその時点で嬉しかった