ドキンっ!

太亮の鼓動が跳ね上がる。

なんでだ。

こいつは、なんでこっちを見て笑うんだ。

おれは、あんな事をしてきた。

俺のことは嫌いなはずだ。

なのに、どうして。

ワカラナイ。

ヤッパリワカラナイ。