「空、暗くなってきたね」 「そうだね」 やっぱり。 さっきより、すごく冷たくなってる。 気のせいかもしれない。 倉庫の中、暗くて顔よく見えないし。 でも、 あたし、 恐いよ…… 「ねぇ、小口君は、好きな人いる??」 「知らね」 ……ズキッ 「小口君、あたしと話すの、いや?」 「え?」