涙の雪

目線を私の高さと合わせ微笑む紗菜ちゃんは天使だろうか?



我慢していた涙が零れ落ちる。


本当に紗菜ちゃんと同じクラス?





『や、やったーー!!紗菜ちゃん大好きーー!!』





目の前にいた紗菜ちゃんに思いっきり飛びつく。





「ちょっ、雪那?!恥ずかしいから離してよ!!」





私を剥がそうと必死な紗菜ちゃん。



やだもーん、離してなんかあげないもーん。


だって同じクラスだよ?


すっごい嬉しい!





『紗菜ちゃーん』





「馬鹿雪那!ほんと離して!恥ずかしい!」





紗菜ちゃんの顔を見ると頬がほんのり赤くなっていた。


何で?と思い周りを見るとクラス表を見ていた人たちが私たちの方を静かに見ていた。