「ごめんなさい 団長 それでは」
「返事は 聞いてはくれないのか 私は 君を愛している これは 同情でも哀れみでもない 私の本心だ」

団長は、自分の気持ちに正直になってピエロ君に伝えました そして今まで抱き締めていたピエロ君を 離しました

「俺は 信じていいのですか?」
「そうしてくれると ありがたいのだか」

ピエロ君の 顔には涙が流れていました
今は団長が、その 涙を拭きました
そして 手をひいて テントに戻ったのでした
団長は 今度こそ 選択を間違わなかったのでした