賢次とのエロすぎる仕事がやっと終わった・・

なんでたかが高1の小娘にこんな仕事がまわって来るのかが不思議でならない。

賢次はなんだかんだ言って、俳優っていう仕事柄実際の年齢より大人びて見えるし、元々感情を表に出さない性格上落ち着いて見える。

さっきだってそう、シレ~って感じで淡々と仕事をこなしている感じだったし。

はるか昔に、アニキと3人でモデルの仕事をしたことがあったけど、私はそんな世界からドロップアウトした人間。

プロの賢次に勝負を挑もうなんて思ってないけど、負けたくないって一心でやってやった!

どうせ私の顔は映ってなかったし、問題ないだろ♪

と控え室に戻った私は、デニムにTシャツという超ラフな私服に着替え、研修旅行先に迎えためサッサとスタジオを後にした。

スタジオから車で1時間ほど走ったところにその施設はあった。

管理塔にいた教師にログハウスまで案内してもらい、荷物を置いて、他の生徒がいるという湖のほとりまで連れてきてもらった

そこでは、夕飯作りの真っ最中で、メニューはベタ~にカレーらしい。

そこら中においしそうな匂いが漂っている。 

ここを街中と勘違いしている服装の、男女がやたら目に付く・・ そのヒールじゃ・・この山の中で無理でしょ? あ~なんかイタイ・・

そりゃあ、制服姿しか知らないから、私服ってこんなんなんだ♪って感じをネラっての行動なんだろうけど・・・

私の哀れむ視線に気がつく訳もなく、歩いていると刺さる視線の多さに一瞬たじろぐ。

私の格好がそんなに悪いか! はぁぁぁ・・・

「姫ちゃん! こっちだよ♪」

そんな時に届いた天使の声!

「咲ちゃん!!!!!」

私は声のした方を振り返り、視界に映った咲ちゃんの方へ走った。