「おねーさん、 煙草は早いんじゃない?」 あたしは上半身を起こすと まっすぐその少年を見つめた。 よく見ると、少年ってほどでもないかも......... 少し色素の薄い髪。 白い肌。 どんぐりのような大きな目は まっすぐあたしの目を捕らえてる。