昼休み、私たち四人は屋上でご飯を食べていた。 「ほんと、幸せそうでいいね。」 紗季ちゃんが冷やかすように言う。 思わず顔がゆるんでしまう。 「やっと叶ったんだ。ぜってぇーはなさねぇー。」 ボンッ! 顔が熱くなる。