「何?」





「晴瀬くん、あのね、言いたいことがあるの。」






心臓がうるさい。



ちゃんと目を見てくれるのは晴瀬くんの優しさ。




もう、好きが止まらない。



「あのね、ずっと好きだったの。」




何度忘れようとした。




でも無理だった。




一度捕まれた心はなかなか離してくれなくて。