授業が始まって少しした頃。 目眩がだんだんひどくなってきた。 「萌香、やばいんじゃない?」 「うん。少し休むよ…。」 そう言って立った瞬間、 クラッ 地面が反転した。 あ、やばい倒れるッ! そう思い目をつぶった。 その瞬間、 「あっぶねー。」 大好きな声が聞こえた気がした。