薄塩味の恋愛






「さよーならー」




ようやく学校も終わり、教室もがやがやとうるさくなってきた






相変わらずプリンスは大勢の人に囲まれて






ごめんねごめんね(某芸人のギャグではない)といってその輪から抜け出しそそくさと教室を出て行く






プリンスはバスケ部なので放課後はたいてい部活でいそがしい






いままで偶然を装って何度も部活中の春野くんを見に行ったがとにかくかっこいいったらない




3年の引退後はすぐにスタメンに入ったと聞いたことごある







顔も良くて運動もできる神はこと男に2物あたえたもうた…






「莉奈帰るよー」






いつもは委員会やらで美保に声をかけられ重い腰をあげる






帰りは寄り道をしたりして他愛もないはなしをする






「りなーこのネックレス可愛いじゃん、ほらここに星が着いてるの、似合いそうだし買ったら?」





『えーでも金ないしー』






買わずにくずっていると美保からずるい一言がもれる








「それつけてたら春野くんにかわいいって言われるかも…あ、ごめんなんでもないわ無理に進めることもないしね!」






春野くんというワードを聞いた瞬間に私の脳内はお花畑になっていた






そのまま無言でレジに向かう






買い終えた私をみてしてやったりというドヤ顔をかましてくる美保がなんかむかつくので一蹴り入れてやった