薄塩味の恋愛







「C組の鈴木さんと皆川さんだよね?俺E組の関!よろしく」






私の力ではフラグは折れず、結局バスケ部1年10人くらいの男どもに囲まれてパーチーすることになってしまった







そしてまさかの名前被りキター




うーんめんどくさいし関2でいっか





「よろしく、よかったら連絡先、どうかな?」




え?連絡先交換するの?




この流れだど私も交換する感じだけどそうなると必然的に春野くんとも交換するよね






となると今夜は春野くんとLINE…






でも既読無視されたときのダメージが…





無理。そんなに私メンタル強くないし






今度こそ逃げよう





『トイレいってきまーす…』







そろりと集団から抜け出しトイレのドアに手をかけるとぐいっと手を引っ張られた






「ちょ、っと待って…あの、連絡先…教えて?」





そこにいたのは春野くんだった





通路で二人並ぶと以外にも距離が近い






『あ…うん…』




どうしようもなく速くなる鼓動





手短に交換を済ませてはやく個室に逃げようとすると通り道を春野くんの手に塞がれた





「ちょ、春野くん…」





なんとも言えない雰囲気になって彼の顔がどんどん近づいてくる






春野くんの吐息が顔に当たる





みんなそこに居るところでキス?





『だ、だめだって…!』





「もう我慢できない…ごめん」