薄塩味の恋愛







「鈴木、今回点数が見違えるほど上がったな!よくがんばった」






『あざーっす』





テストが返却されると小学校低学年以来の良い点数が並んだ






すぐさま美保に感謝の意を伝えにいく






『美保、いや、師匠。ほんとにこの度はお世話になりました、次回もよろしくお願いします』





「いや、いいよ、やめとくわ。今以上に莉奈がへんな快感を覚えたら大変だわ」





『でも関くんの顔がどんどん苦しそうになっていくのがゾクゾクして…うひひ』





「あんたそれヒロインの言うセリフじゃないからね」











美保とテストお疲れ様会を近くのファミレスで開くことにしてはやめに学校を出る






「あんたの口元ひくひくしすぎて気持ち悪すぎ」






『だってゾクゾクす「それとあのシャーペンの音関くんだけじゃなくて周りの人みんな迷惑そうにしてたからね」





『そ、そんなに私の攻撃が効いたのか…』





「だめだこりゃ」






入り口から集団が入ってきた






一瞬で春野くん率いるバスケ部1年の集団だと分かったがなんとなく気まずいのでそっと視線をずらした





「あ、あんたのプリンスがいるじゃん、話しかけないの?」




『いや、なんか気まずいし恥ずかしいしいいよ、向こうもバスケ部と話したいだろうし』






まず同じ店に入ってきた時点でプリンスフラグがたっているのは薄々気づいているのだがなんとか逃れたい





好きだけど、好きだけどもなんか恥ずかしいじゃん、こういうのって





なるべく目立たないように小さな声で話していると美保がにやにやし始める






これは…フラグが見える!逃げるぞ!





『トイレ行ってくる!』





どすん




完璧来てしまったこれは自らフラグに突っ込んでしまった







「ご、ごめん!大丈夫?」





『大丈夫大丈夫、それより関くんのほうこと大丈夫?』




「え?」





関くんであってほしいという願いから一応その名をよんでみたけど顔をあげるとやっぱり春野くんだった




『あ、春野くんか!関くんかと思った、はは』





最初から春野くんだと分かってたけどね




「鈴木さん達今なにしてるの?」




「いまテストお疲れ会してるんだけどやっぱり2人だと寂しくてね…」




「あ!じゃぁもしよかったらさ!」





『いやいやいや!全然みほと楽しんでるよ!大丈夫大丈夫!』




「でも僕たちも男ばっかで汗臭いなんて話ししてたから…一緒にどうかな?」