そんなやつやめて俺を好きになれよ



けど、言わないのは自分がなんかいや。



納得がいかない。


由莉奈も何回目って思ってるだろう。



「だから、大丈夫だって!」



と由莉奈は言ったが、石につまづいてしまったようだ。



俺は反射的に


「由莉奈⁉︎」

と言って、由莉奈を支えた。



けど…支えきれなかった。