由莉奈を好きだってことを…。 でも、俺は由莉奈に嘘をつかなきゃいけなかったんだ。 だって俺は皆と違う中学校に行くから。 もちろん、由莉奈とも違う中学校に行く。 いわゆる転校だ。 始めは、自分の気持ちを伝えようとも考えた。 でも、もし付き合っても中学校の違う俺たちなんか由莉奈に嫌な思いをさせるだけ。 だから、付き合ってるなんて嘘をついたんだ。 それだったら、由莉奈は納得してくれるだろうと…。 でも、俺は………… 知らせは急だった。 3月の始めの方に父さんの会社の移動が決まったんだ。