「ほら、あん時の神社で転けた奴」


「あぁ、あの時の子ねぇー!」


あぁ…、あの時の……。


え、あの時の……あの時……あっ!!!

あのチャラ男3人組!!!(確信)


「あ、思い出してくれた?」

もちろんですとも!!

あの時はよくも俺のプライドを傷つけてくれたな、ただじゃ済ませねぇぞ的な事を言われて私の高校時代は幕を下ろすのね・・・!!!


「ん?どうした?」

「あ、あの、あの時は申し訳ございませんでした!!!失礼いたします!!」

「ちょ!待って!!」

逃げようとする私の手首を掴んだその人。