今夜はなかなか眠れなかった。 プルルル…プルルル…プルルル… 家の電話が鳴った。 「はい、日比野です。」 受け取ってみると広瀬だった。 「もも…外に出ろ」 今21:46、こんな夜遅くに何だろう? 「え?なんで?」 「いいから家出ろ」 そう言われ電話を切り、外に出てみると、広瀬が家の前にバイク姿でいた。 「どうしました。また誤解されますよ。」 「…おいお前変だぞ?」 広瀬はヘルメットを私に投げた。