…音が響いた。でも痛みは感じない。
ゆっくり目を開けると――……
――メガネ君っ?!
メガネ君が私の前に立っている!
――…カシャン…
眼鏡が床に落ちた。
「…っ?!神谷……なんで?!」
メガネ君を叩いた女子が驚きを隠せない。
女子は慌てて叩いた手を引っ込めた。
メガネ君は黙ったまま床に落ちた眼鏡をそっと拾い、私の腕を掴み校舎裏に行った。
「…どうして?!」
足を止めた私。
「…たまたま通ったら、そうなった。」
そうなったって!!わざわざ?!
なんて言うか、まるで私をかばう様に・・・。
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