偽物に対してこんなことを

考えたのは初めてだ。

仕方ないことだろう

見た目は本物と変わらないし

俺を偽物の同士だと勘違いしている

から心から俺を心配してくれたんだ...

分かっていても気持ちを抑えられない。

気が付くと俺は眠りについていた

「剛志...お前は偽物に騙されているんだ

本物はみんな偽物に殺されたんだ」

夢なのか?

なんだか遠いところから

聞いたことがある懐かしい声が

聞こえる...

「お前は本物の生き残りだ

偽物を殺してくれ!それが残された

お前の使命なんだ!」

「使命?」