頭が本当に混乱する

吐き気と頭痛が俺を激しく襲う

「剛志大丈夫か!?」

偽物達が俺を心配してくる

多分、みんな俺が本物だと

気づいてないから

この心配は本当の心配なのだろう

フラフラしている俺を

名前も知らない隣のお喋り好きな

偽物が保健室まで運んでいく

ガラガラ...

「あら!どうしたの?」

「剛志が急に具合いが悪くなったみたいで」

「そう、じょあちょっとベットで

休みましょうか」