「僕、橋本がどこにいるか知ってるんです...」

「本当か!?どこにいるんだ?」

「着いてきて下さい...」

「あ、ああ・・・」

俺は先生を橋本と同じようにひと気のない路地に

連れてきた。

「行き止まりじゃないか!先生をからかってるのか!?」

「先生こそいつまで僕を騙すんですか?」

「は?」

僕はまたスタンガンで先生を気絶させた。

人の目を気にしながら

あの廃墟へ先生を運んだ。

先生はやっぱり大きくて重いから

大変だった。