ひと気のない路地に入り、

俺は意を決して橋本の隙をつき

スタンガンで橋本を気絶させた。

橋本はピクピクとしているが

意識がないようだ。

人通りを確認し、

さらにひと気のない廃墟に橋本を運び

目が覚めないうちに

拘束具で全身を身動きがとれない状態にし、

あえて喋れる状態にした。