<蓮斗>
真夜の話は、悲しかった。

俺たちが持っている過去よりずっと辛い
のだった。

でもまだ、なんかあるんじゃないか?
っと思った。

なんかあったら、俺たちが真夜を守れば
いいかと思った。

俺たちに優しくしてくれたから。

蓮斗