それを今日渡すと、

「真奈美のクッキーって何度食べても飽きないよねー。」

そう言うと、心咲はクッキーを一口食べた。

「ん~。やっぱおいしい!どうやったらこんなにおいしいの作れるの!?」



「ただ、普通に作っただけだよ。」


私は席についた。

心咲がおいしそうに食べてる姿を

見ていると隣から視線感じた。


隣を見ると、山内くんは私の目を見ていた。

「山内くん…どうしたの?」

「…」

聞いてみたけど、なんも反応ない。

熱でもあんのかな…?