「なんで山内くん頭いいとか言ったの…?自意識過剰…?」
まあそれは仕方ないよね。
「…っ///だから!勉強でわかんないところがあったら俺にも聞けっていうこと!///」
山内くんは頭をかいて
私はポカーンとしていた。
「わかったかっ!///」
「う、うん。」
ガラッ
「ごめん!遅れた!」
鈴木くんが急いできたのか
少し髪がくずれていた。
「全然大丈夫だよ。」
「ほんとに悪かった!席空いてるかわからないけど、図書室いこっ!」
「わかった。」
私は本をかばんの中に入れると
「…じゃあな。佐々木。」
ポン
山内くんは私の頭に手をおいてから
帰っていった。

