「つかお前どこに住んでるんだよ」
「え?なんでそういうことになるんですか?」
「いや、家まで送ってやろうと思って」
なるほどね。
ってそんなのあたしの家なんてバレたら…。
あぁーどーしよー。
でも昨日みたいに誤魔化せない。
どうしよう…。
「あの、その…」
すると少し向こうの方から
バイクが何台か走ってきた。
あぁー嫌な予感がする…。
「夢菜ぁー!!!!」
…お姉ちゃん…。
なんでこのタイミングなんですか?
「おい、お前知り合いなのかよ!?」
「あのですね…。あの1番前の人は私の姉です。」
バレた。
バレましたよ。
これからどうしよう…。
もうどうにでもなればいいわ。

