茜ちゃんは裕次郎さんの隣を歩いて
あたしは必然的に純さんのとなり。
特になにも喋ることなく学校を出て
4人とも純さんの家に入った。
結局来ちゃった。
あぁー、あたしなんでここにいるんだ?
「ねぇ、夢菜ちゃん」
ソファーに座ると裕次郎さんが
話しかけて来た。
首をかしげると
「今から俺らとショッピングモールいかない?純も」
「あ?なんで俺なんだよ?俺は夢菜と過ごすつもりなんだよ」
え?なに?
2人でなにするつもりよ
「そっか、じゃあ俺と茜はいくわ」
そういうとニコニコしながら
茜ちゃんの手を引いて出ていった。
えぇー!!!
普通に2人で置いていかれたじゃん。

