なんなんだよー!
いったいあの人はあたしの
なんなんだー!!!!
と頭の中で連呼しながら
机にうなだれた。
そしてつまらない授業が始まって
数十分後には眠っていた。
「…めな、夢菜ってば!もうまた寝てる」
茜ちゃんがほっぺたを膨らませて
怒っていた。
「えっ、今何限?」
「もうお昼だよー」
え!?またそんな寝ちゃってた!?
昨日ばれないか心配しすぎて
ねれなかったもんね…
「ごめんごめん」
「もう!まったく!とりあえず屋上いこ
」
「えっ、なんでよ!?」
「裕さんに呼ばれてるの!夢菜もきてー」
えぇー…
それ必然的に澤村純いるじゃん。
茜ちゃんの強引さにはかなわず
屋上に連行された。

