「なんだよ!夢菜もそいつらがいいのかよ」 いやいや誰もそんなこと言ってない。 「まぁまぁ純。とりあえず年下に譲ってあげなよ」 裕次郎さんが純さんをなだめると 純さんは明らかに機嫌が悪そうに 裕次郎さんの隣に座った。 なんでそんなに機嫌悪いの? あたしのことなんて興味ないくせに それから5人で話していると いつの間にか放課後のチャイムが聞こえた。 「えっ、もうこんな時間!?」