それを隣で不満気に見ている人が一人。 「もういいか?俺のだって言ってんだろ?」 純さんはイライラしたように 2人を睨むと裕次郎さんがまぁまぁと なだめた。 もう俺の夢菜発言を撤回するのさえ 面倒になってきた。 「純ちゃんとは学年が違うんだし俺たちと話そうー」 「そそー、俺たちと話したほうがずーっと楽しいよ」 優と龍はあたしの手をひいて 裕次郎さんの座るソファーの前の もう一つのソファーに腰掛けた。