屋上には茜ちゃんと裕次郎さんとあたし。 「本当に夢菜ちゃんは面白いね!純のこと本気にさせちゃうなんてさ」 本気!? 今の本気なの!? 「あんなこと言っちゃって大丈夫ですか?」 大丈夫かなんて微塵も気にしてないけど 裕次郎さんは優しそうだし一応聞く。 「ん?むしろグッジョブ!」 そういってまたくすくすと笑い出した。 そのあと少し話して あたしと茜ちゃんは先に教室に戻った。