「それってセミロングに髪の毛巻いた子とボブにパーマかけてて背が小さめの可愛い子だったりしませんでした?」
「おっ、よく知ってるね!俺が言ってんのその子たち」
「それ、うちのクラスの子ですよ!1人は幼馴染ですし」
ふぅーん。まぁどうでもいいけど。
「じゃあ紹介してよ!」
裕が瑞希の肩に腕を回した。
「まじっすか!?いや、ダメっす!」
「えぇー。あっ、もしかして瑞希あの子のこと好きなんだろー?」
「ち、違う違う違います!!夢菜はただの幼馴染なんで!」
裕は面白がって瑞希をからかった。
まぁなんにせよ俺には関係ない。

