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俺達はまた溜まり場に来てトーク中。

「いやーPEACEに会うのかー……なんか緊張するな」

光がそんなことを言い出す。

「もーどうしよー!!あかんわー!!ANちゃんに会えるんやで!?どんな服来てこ……」

真司はうるさいし……

「ってことはもし俺らがデュエットすることになったら真司ANちゃんと一緒に曲作れるんじゃねーの？」
「ほんまか!?うわーマジで楽しみになってきたわー早くその日来なへんかなー」

秀の言葉にテンションが上がる真司。

バカかって……

しかも決まってないし……

「ってことはは隆はMISAと一緒に詩書くってことか？」

光の言葉に少しそんなことを想像してみるけど……

「……MISAってどんな子だっけ？」
「「「はーーーー!?」」」

名前は聞いたことあるんだけど……顔と名前が一致しない……。

「辻MISAのこと知らねーの!?」
「え？うん……名前は知ってるけど……」
「それはあかん!!つーくん人生5年損してるで？」
「は!?そんなに!?つか、つーくんって呼ぶなよ!!」

そこはちゃんとつっこみますけど……

「いや、でもそれくらい本当に損してるぞ？」

秀に言われるとちょっと現実みがあって怖い……

「つか、マジで知らないの!?辻と同い年だぞ？」

って言われてもわかんないんだよなー……

「ANちゃんは知っとるんか？」
「まぁ、真司が毎日見せてくるから」
「言っちゃANちゃんに悪いけどきっとMISAちゃんはANちゃんより美人さんやで？な？」
「「おぉ」」
「ANちゃんは可愛い系で俺のタイプドストライクやけど♪」

……はいはい……

「真写真見せてあげれば？」
「そやな、直人くん」

直人の声で真司は自分の置き棚からPEACEが写っている雑誌を持ってきた。

「この子がMISAちゃんや」

写真を覗いて見て驚いてから俺は目を奪われた。