そんなことをしてるうちに先生が入って来ました。

「はぁいSHLはじっ!?????」

私の顔を見るなりビックリした表情を見せてくれました。そんなに染めただけで驚かれるぐらい真面目だったのかな?

「せんせぇー。さっさと始めてくださぁい」

そこで要が助け舟を出してくれた。ありがたやありがたや…!

私のクラスの担任は校則に、厳しい方の先生だからなんか言ってくるかと、おもってたけど…
何も行ってこないからビックリした。

そりゃそうだよね余命二ヶ月だもん。お母さんに頼み込んでこれを、学校のみんなと、要家族には絶対言わないでって、頼んだんだもんね。
さすがに学校には言わなきゃだったけど…

そんな事を考えてる私を先生は悲しそうな目で見ていることには、要はあえて何も言ってこなかった。