夏と思い出。

突然そんな事を聞いてきました。今すぐ要にあんたが好きなんだよ!と叫びたいけど…そんなことは恥ずかしくてとてもじゃないけど言えない。だから勇気を振り絞って言った。

「いるよ!」
そう言うと要は驚いた顔をして聞いてきた。
「俺が知ってる人?」
そんな事を聞き返した。要よ…要…そりゃそうだろうよ。自分だよ…

「そりゃもう一番しってんじゃない?!
私が一番理解して、ずっと一緒にいた人!」

もはや告白かよ!とツッコミをいれたいぐらい。そう言うと要は、悲しくも勝ち誇った顔で

「そうか!」
と言って笑った