世界中どこにいても、

僕は君と同じ時を刻めると

幼いながらに思っていた。


空も星も全部、

君に繋がっているのだと

根拠もないのに思ってた。


でもそれは、

単なる思い込みで

現実はそう甘くはなかった。




ただただ直面する現実に

身を委ねるしか、

君を守る方法がわからなかった。


運命に抗う勇気も、器量も、

まだ僕にはなかったんだ。




叶うなら、もう一度君と…────