「あ…う、うん…。ありがとう…。」


このシャーペンは、三玲とあたしがオソロイで買ったやつなのに…。


いらないって、どうゆうこと?


押し付けるように渡されたシャーペンと消しゴムを持ってあたしは、自分の席に戻っていった。