いつもと何も変わらない…朝だった。 その日も、相変わらずまったく理解のできない授業を聞き流しながら、あっという間に放課後になった。 「三玲~、もう無理。石川の顔、まじウケたw」 「摩季が笑うから、あたしまで笑っちゃったじゃんw」 「だって~、あの顔で『お前らっ、もう三年生になるんだぞっ?!』とか言われちゃったら、笑っちゃいますよw」