「え…、あ、女子って、こういうところが好きなのかなって思って…」
「え…!」
うそ、なんでわかるの高嶋くん…!?
予想していなかった答えに驚く私。
「…あと…ここ、美和と、来てみたかった…から…」
「っ、」
唇を噛んで顔を逸らした高嶋くんの頬は心なしか染まっていた。
それを見たせいで、ただでさえ高嶋くんの言葉に恥ずかしくなっていたのに、さらに恥ずかしくなって顔が熱くなった。
それからパスタが運ばれてくるまで、私たちはお互い黙ったままだった。
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