中3の秋がもうすぐで終わるある日、いつも一緒に帰る薺ちゃんに、『今日は急ぎの用事があるからごめん!』と言われ、1人で下校していた。 しばらく歩いているとうしろから足音が近づいてきた。 かと思ったら、それは私の隣に来るとピタリと止まった。 右隣を見たら、柔らかい笑顔の南くんがいた。 告白は、ほとんど勢いだった。 話しているうちに、南くんを好きだっていう気持ちがどんどん大きく膨らんで、気づいたら告白していた。