「桜田組の桜田かなみさん!」
ばれてるーー!!
しかも、龍田組の側近の組に!!
顔が引きつっていることが自分でもわかる
「そんな顔しないでくださいよ!」
「元からこんな顔だ(震え声)」
やばい。やばい。やばい。
多分、龍田組の跡取りも私とまことの関係を、
この子とも築いているんだ!!
でも、そんな心配をよそに
「あ、心配しないでくださいね?蓮にはこのこと言いません。つか、話したくもありません。」
「れ、蓮?」
「あ、龍田組の跡取り。龍田蓮です」
「そ、そうかい(震え声)」
「ちなみに私の名前は紗羅沙葉です!」
読みにく!
って言うのは置いといて
「私も、この学校に桜田組の跡取りが、おられるということで身構えていたのですが、女性の方だったとは!!!」
組織の跡取りが女性というのは珍しいこと。
だから、跡取り問題で組織の間でたくさん話し合われた。
まぁ、決め手の一言は親父の
「かなみは、そこらの男より男らしいからね。やる事言う事。」
という、若干イラッとする一言。
これに、組の幹部達はみんな
「たしかに」
と頷いた
「そうだねー……」
と、私は上の空で呟いた
「てめぇ、女だからってかなみを、なめんなよ?めっちゃ強えーからな!」
「大丈夫。狙ったりしないよ。」
_男だったら狙ってたかも
と付け足し、
「私と同じ境遇の人なんてなかなかいなくて、貴方達のような存在がすごく嬉しいの」
「ほう」
「だから」

