「ぎゃあぁぁぁ!!」
1人の男が叫び声をあげながら路地裏に駆け込んだ。
その男を追い掛けるフードを被った男の手には銃が持たれていた。
「うっ…くっそ…なんで来ねぇんだよ!!」
男は走りつづけ、行き止まりに気付きへたりと倒れた。
「もう終わりだった。」
フードの男は銃を構えて引き金ひこうとした、その時…
「うおりゃぁぁあああ!!!」
ビルの上から高校生位の青年が飛び降りてきた。
「なっ…」
青年の足が地面着いた瞬間フードの男の手に向かって跳び蹴りをした。
するとフードの男の手から拳銃が吹っ飛んだ。