あたしはこれ以上関わりたくなかったので、
「助けてくれて、ありがとうございました。
では」

と言って歩き出したのだか、

女の子が
「待って!」
と言って走って来て、あなた名前は?と聞いた。

だからあたしは如月璃桜です。とだけ答えた。