俺が「あたりめーだろ」と言ったら、嬉しそうに笑って、少し悲しそうに涙を流していた。

俺は今まで何人もの女と付き合ってきたが、こんなに抱きしめたいと思ったのはコイツ、璃桜が初めてだ。

気づいたら、既に抱きしめていた。

璃「え!?
玲斗?どーしたの?」

玲「泣くくらい、溜め込むなよ。
少しは弱音吐けよ。」

璃「ありがとう。
でも、あたしは幸せになっちゃダメなんだ。
だから、そんなに優しくしないで」