「加藤菜美ってどいつ?」
え?いきなり私?
「はい…私ですけど…」
「ふーん…キミなんだ」
なんか近い…ってか
女の子達の視線が痛い…

さり気にかっこいい(笑)

「な…なんなんですか?」
「いや、なんでもない」

と言って彼は
隣の席についた。

…"加藤拓哉"

それが彼の名前だった。