「嫌です!

結構です!

断ります!」

叫ぶようにそう言って、先生の腕から脱出したあたしはバスルームへ逃げた。

ポチャン…

湯船に浸かると、ホッとした。

「あーもー」

一時的だったとは言え、流された自分に反省。

そもそも先生があんな格好をするから!

細マッチョに片方オールバックだなんて!

普段とは違う一面をアピールなんてしてくるから!

「次は絶対流されないんだから!」

今日1日はもうすぐ終了する。

残り、明日1日。