「えっ...はい...。」


私はゆっくりと一歩、一歩と入って行った。

体育館倉庫は薄暗い感じがして、私は震えが止まらなかった。


「そうそう。もうちょっとこっちきてよー!怖がらなくて大丈夫だからさぁ。」





ケラケラケラ


きんぱつ先生が言うと、あとの二人が笑った。


なんだか、薄気味悪いなぁ。



「あの...私になにか用ですか?私にあなた達に何かしましたか?」


「う〜ん。何かされてはないけど、俺たちがなんかしちゃおうかなぁ〜。」


おでんの卵先輩はそう言うと、ユキの腕をつかんできた。