というか私には勉強しかとりえが無いんだから...。あー、自分で言ってて悲しくなってきた。


はははははっ。



ん?待てよ?なんか私、忘れて無いか?


あ〝ぁーーーー‼
せ、先輩からの呼び出し!わ、忘れてた。


こ、心のじゅん『キーンコーンカーンコーン』


な、なんてタイミングの悪いチャイムだ!


あぁ。もう、どうにでもなれっ。


半分諦めたユキは、自分の席でボーッとしていた。