翌日の朝。


昨日の夜から一睡も出来なかった...倉庫での事を思い出すだけで...


ぶるっ


...寒気がする。



だが、だだをこねても仕方が無いと観念して気が重いながらも登校して、遂に学校の校門の前にやって来てしまった...



あ〜!よしっ!今日も一日に頑張ろう!



気合を入れて、校内へと踏み出したのだが...



「おはようっ!白石さんっ!」
「おっはー!ユッキー♪」


ん?



「おはようユキ。」


あ、立花だ。ってか...何ともない?もしかして心配し過ぎた?


「おはよう立花...。ねぇ、私について何にもいわれてない...?」


「は?別に...言われてないけど?自意識過剰じゃない?笑」



ムッ‼出たっ!立花の毒舌家!



でも、良かったー!昨日の事は、きっと忘れられたんだな。よし、安心安心。


この時の私は、今思えばホッとし過ぎたのかもしれない。