おさななじみ五人組!~五つの恋の物語~


「玲音、手、痛い、はなしてってば」

私の悲鳴にも関わらず、玲音はすたすた歩いて、

桜の花がひらひら舞い落ちている学校の裏庭?らしきところに来ると、やっと足をとめた。


「・・・はぁ。


一日目から疲れた。

全く、世の中の女の子ってさぁ、皆ストーカーすぎない?

俺がかっこいいのはしょうがないけど、

いくらなんでも、追っかけまわさないでほしくない?」



そういい、にやっと笑って、ぱっと私の手を離す。



桜吹雪の中、羽宮 玲音はさっきまでの王子様スマイルをかなぐり捨てて、



俺様全開で不敵に笑った。


・・・はい、全クラスの玲音ファンのみなさん!

これがあの学校の王子・羽宮 玲音の正体なのです!